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アートの夏

2015年8月1日
編集部

 青空の下、アートイベントが各地で開かれている。今年は、今や世界最大規模の芸術祭と称される「越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟)や9月から始まる「中之条ビエンナーレ」(群馬)などの開催年で、芸術や文化による地域活性が盛況を見せる。

 先月18日に開幕した大分県別府市の芸術祭「混浴温泉世界」は、そのタイトルに「老若男女や地域・国籍、宗教も関係なく、服を脱ぎ武器を持たず、各々の人生のある時を共有する」というメッセージを込める。実際にアジアをはじめ、海外観光客も多い同地。言葉を持たぬアート作品たちは、来訪者にその土地の魅力をそっと語りかける。

 アートを入口に、人々が集い、地域と向き合う。紡がれるコミュニケーションは、その土地の大切な財産となる。

【森山 聡子】

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