車いすとベビーカー貸出返却 九州の空港・駅で実証事業
2024年1月22日(月) 配信
九州の空港や駅で、車いすやベビーカーを貸出・返却できる「ワンストップレンタルサービス」が、2月1日からスタートする。
九州運輸局が、障害のある人や高齢者、ベビーカーが必要な家族・グループ旅行を推進するため、3月6日までの実証事業を実施する。
同事業は2022年11月1―20日まで、全国に先駆け初めて実施され、期間中に車いす27件、ベビーカー33件の計60件が利用された。
県を跨ぐ広域利用も5件、外国人利用は4件を数えた。
今回は、複数県にまたがる申し込みを、ワンストップで行うプラットホームを構築し、その効果や運用の持続可能性を検証する。
貸出・返却場所は、福岡、宮崎、鹿児島などの空港や別府、熊本、長崎駅など10カ所。
利用者は、専用QRコードからアクセスして申し込む。5カ国の多言語にも対応する。料金は1日・泊なしで500円―1100円。1月17日から受付を開始した。