APAC旅行者が注目する最新の旅行先10選 日本の地方8カ所がランクイン(ブッキング・ドットコム)
2024年1月22日(月) 配信
ブッキング・ドットコムはこのほど、アジア太平洋地域(APAC)の旅行者が注目する最新の旅行先10選を発表した。日本からは、大分県・日田、静岡県・富士宮、佐賀県・嬉野、大阪府・東大阪──など、8つの旅行先がランクインした。
同社は、「2024年の旅行に関する調査」を実施し、この結果から24年の旅行トレンド予測を導き出した。今年の旅行トレンドの1つとして、事前に綿密な計画を立てる旅行スタイルではなく、「偶然に導かれる、発見に満ちた旅」が流行すると予想している。
APACの旅行者にまだあまり知れ渡っていない海外旅行先について、23年1~9月までの検索データを調査した。この結果、検索数が前年比で大きく増加した目的地トップ10のうち、日本の市区町村が8カ所選ばれた。
ランキングは、1位スペイン・カマリーニャス、2位米国・メキシコ、3位大分県・日田、4位静岡県・富士宮、5位佐賀県・嬉野、6位大阪府・東大阪、7位沖縄県・宜野湾、8位沖縄県・読谷、9位熊本県・阿蘇、10位、佐賀県・佐賀──という結果になった。
同社の西日本地区エリアマネージャーの高木浩子氏は、「APACの旅行者が注目する最新のデスティネーションとして、日本の多くの地域がトップ10にランクインした。これにより、旅行者の多くが、日本の地方エリアにも高い関心を示していることが分かった。とくに、今回のランキングでは、九州地方の高い人気が伺える」と分析した。