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名鉄観光バス、EVの中型観光バス 初導入で3月から運行へ

2024年2月2日
編集部:長谷川 貴人

2024年2月2日(金) 配信

EV観光バス(イメージ)

 名鉄観光バス(荻本正久社長、愛知県名古屋市)は、電気自動車(EV)タイプの中型観光バス1両を導入し、3月から運行を始める。同社でEVによる観光バスの導入は、今回が初めて。

 車両は、EVモーターズ・ジャパン製のEV観光バスを採用する。全長8850㍉、全幅2490㍉、全高3450㍉。乗車定員は29人で、客席27人(4列シート×6、3列シート×1)、運転席1人、ガイド席1人の座席仕様とする。

 最高速度は時速90㌔、1回の充電で280㌔を走行でき、燃料費で年間約60万円、整備費で年間約70万円のコスト削減を見込む。210㌔㍗の大容量バッテリーと低消費電力システムのインバータ搭載により、災害時の一時的な電源供給としても活用できるという。

 配置先は、名鉄観光バス刈谷営業所(愛知県刈谷市)で、2月に導入する。試運転などを行い、3月以降に自治体行事や一般企業の通勤バス、近距離中心の自社企画ツアーなどで運行予定。

 同社は今後、配置営業所に充電設備を設置する。ドライブレコーダーやデジタルタコグラフなどの安全装備搭載やトラブル対応訓練など、乗務員の教習を兼ねた試運転を重ねたうえで、実車運行を開始するとした。

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