来館者急増の原爆資料館で電子チケット試験導入 行列解消・混雑緩和などに期待
2024年2月16日(金) 配信
広島平和記念資料館(原爆資料館、広島県広島市)は2月16日(金)、アソビュー(山野智久CEO、東京都品川区)が提供する電子チケットサービス「ウラカタチケット」と予約管理システム「ウラカタ予約」の試験導入を行う。来館者急増に伴う行列の解消や混雑緩和を目指す。
同施設は、2023年5月に開かれた「G7広島サミット2023」をきっかけに、国内外からの来館者数が急増した。最大2時間の入館待ちなど、行列や混雑が生じていたことから、広島市は、現地販売のみとしていた入館チケットを、オンラインで事前購入できるシステムの導入を検討し、このほど「ウラカタチケット」の試験導入を決めた。
同システムによって、オンライン上でのチケット事前購入や予約、修学旅行などの団体利用時の事前入館手続きが簡略化される。
電子チケットは、2月16日(金)から発売。入館受付期間は3月1日(金)~25年3月31日(月)とし、来館予定日の90日前から購入できる。
料金は大人200円、高校生100円。