「feel NIPPON 春 2024」開催 49商工会議所が地域 発の食などPR
2024年2月19日(月) 配信
日本商工会議所(小林健 会頭)は、2月6~8日、東京ビッグサイト で日本全国・海外に届けたい地域ブランドを集めた共同展示商談会「feel NIPPON 春 2024」を開いた。
各地商工会議所、地域の小規模事業者らが開発した特産品や観光商品などの販路開拓・拡大を支援するのが目的。49商工会議所が来場者に地域発の食や逸品 をPRした。
同期間中に開催されていたギフト商品の見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー」、「グルメ&ダイニングスタイルショー」の会場内で実施された同商談会。19回目となる今回のテーマは、「日本全国・海外にPRしたい地域ブランドプロジェクト」をテーマに掲げた。
また今回は、国内水産物の販路開拓支援として、三浦商工会議所(神奈川県)や津久見商工会議所(大分県)など4商工会議所が地域の水産品と水産加工品を特設ブースに出展した。
商談会を終え、地域振興部の西坂卓人氏は「中小企業・小規模事業者にとって、販路開拓に関する大きな課題は、付加価値の向上だと考えているので、各地商工会議所と連携して、地域の事業者が持つ独自のストーリーや消費者ニーズにマッチする機能などを掘り起こし、当所や全国の商工会議所が持つ全国的なネットワークを活用して販路開拓を支援していく」と今後の方向性を説明。
地域ブランドの目的を「『地域に訪れたい・関わりたい・住みたい』を創出すること」と語り、「地域の特長を生かした商品・ブランドのPRを通し、地域の魅力を発信し、国内外の方々に現地に来ていただけるように、引き続き、販路開拓・地域振興に精進していく」と力を込めた。