空間に没入し迷いながらいろいろな作品に出合う 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス開館
2024年2月20日(火) 配信
麻布台ヒルズ(東京都港区)に2月9日(金)、「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が開館した。
22年閉館の施設を、東京・お台場から移転。デジタルアート集団「チームムラボ」が生み出す「地形の記憶」、「境界のない群蝶―地形の記憶(仮)」など約50作品を五感で楽しめる。なかでも、色とりどりに光る球体が部屋を埋め尽くし不思議な空間を生み出す「Bubble Universe」は、注目の作品のひとつだ。
同美術館は、決められた順路がない「地図のないミュージアム」であることが特徴のひとつ。各作品が他の作品と混ざり合うなど変化を続けることで、常に違う見え方が楽しめる。鑑賞者が触れたり、歩いたりすることでさまざまな変化が起こるといった仕掛けも用意されており、担当者は、「全部の作品を網羅的に見ていくのではなく、空間に没入し迷いながら、いろいろな作品に出合ってください」と楽しみ方をPRする。