「48時間1千円」CP、佐賀空港からレンタカー、1カ月限定
佐賀空港は9月24日から10月24日までの1カ月間限定で、48時間1千円のレンタカーキャンペーンを展開する。
今年5月に東よか干潟(佐賀市)と、肥前鹿島干潟(鹿島市)がラムサール条約湿地に登録され、7月には三重津海軍跡地(佐賀市)が世界文化遺産に登録されたことを契機に、首都圏からの航空機利用を喚起し、誘客拡大を目指す。
同空港は北部九州の中心に位置するため、レンタカーを利用した九州周遊旅行の起点としての利便性を最大限活用しようと、2004年に国内の空港で初めて24時間1千円レンタカーキャンペーンを開始した。
その後、14年7月には、羽田便が4便から5便に増便され、同年8月から成田便が新規就航したことを受けて、9月から半年間限定で48時間1千円レンタカーキャンペーンを実施したところ、14年度の年間空港利用者数は1998年の開港以来最高の55万96人を記録した。
今回のキャンペーンは、最初の48時間の貸出料金が2人利用で1台1千円、1人利用では同2千円となる。対象車種は1千―1300㏄のコンパクトクラス、福祉車両(リフトアップ車両、車イス使用車両)で、ハイブリッドカー(アクア、フィットクラス)利用時は1千円の追加料金がかかる。
利用条件は、貸し出しは佐賀空港内営業所に限り、利用当日の羽田便、成田便(佐賀空港到着便が対象)の搭乗券など、搭乗が確認できるものの提示が必要。48時間を超える利用料金は別途負担となる。また、佐賀県内と福岡県大牟田市、柳川市、久留米市、熊本県玉名市の各レンタカー営業所への乗り捨て料金は無料としている。なお、利用日の前日までにレンタカー各社に電話予約が必要。
問い合わせ=佐賀県交通政策部空港課 電話:0952(25)7104。