山陽電車が来春からタッチ決済を開始 万博向け利便性向上
2024年2月28日(水) 配信
山陽電気鉄道(上門一裕社長、兵庫県神戸市)は2025年春から、全駅でタッチ決済による乗車サービスを開始する。25年の大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取り組みの1つ。従来よりスムーズな乗車が可能になり、国内外の幅広い乗客の利便性向上を狙う。
決済は三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したタッチ決済対応のカードや、同一カードが設定されたスマートフォンなどを利用。三井住友カードのほか、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、みなとカード、ジェーシービー、日本信号、QUADRRACが連携する。
対象は山陽電車の全49駅で、各改札口に対応改札機を1台設置する。