地域資源活用で活性化を 「嬉野温泉アウトドア共同事業体」設立
2024年2月29日(木) 配信
佐賀県嬉野市の嬉野温泉観光協会(山口剛会長)はこのほど、クロスプロジェクトグループ(辻隆グループCEO、長野県・白馬村)と「嬉野温泉アウトドア共同事業体」を設立した。天然資源を活用したコンテンツ開発などを手掛ける同社と連携し、嬉野市の公共施設や公有地、地域資源を活用して観光振興と地域活性化をはかる。
同事業体は、嬉野市の温泉や自然、お茶などの資源を活用したアウトドアコンテンツやアクティビティの開発・運営を通じて地域の魅力向上を目指す。また、地域DMOと民間事業者の連携による新しい観光振興と地域活性化のモデルとしても期待がかかる。
具体的な事業として2月19日(月)から、市内の轟の滝公園で「嬉野アウトドアフィールド」の運営を開始した。同施設は嬉野茶を活用したテントサウナやデイキャンプを提供する。