新たに女将制度導入 おもてなし向上目指す 双泉の宿 朱白
2024年3月5日(火) 配信
アルピコホテルズが運営する上諏訪温泉「双泉の宿 朱白」(長野県諏訪市)は、1月から「女将(おもてなしの達人)制度」を新たに導入した。
新女将には、これまでフロント業務を担当し、他の宿泊施設で若女将として業務を経験していた実績をもつ今井美紀さんが就任した。
従業員のおもてなしや身だしなみの向上をはじめ、新しい視点で館内の装飾品や備品などへの提言を通じて、「朱白従業員全員のおもてなし向上の中心的な役割を果たし、お客様と従業員が心でつながっているような朱白ファンの創造を目指していく」のが狙い。
同館はアフターコロナの事業環境において「価格訴求型ビジネスから価値訴求型ビジネスへのシフト」をテーマに、宿泊料金に食事や飲み物などすべてを含めたインクルーシブの料金設定を昨年から始めているが、今回さらなる価値の提供を目的に同制度を導入した。
今井女将は「私らしく『飾らず、気取らず、後ろを振り向かず』突き進みます」と抱負を語る。