大分県 関西でPR強化 4―6月DC開催に向け
2024年3月6日(水) 配信
大分県は2月10日、福岡県やJRグループなどと共同で行う大型観光キャンペーン「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」(2024年4―6月開催)を控えるなか、大阪府大阪市のホテルヴェスキオ大阪で、関西圏の旅行会社やマスコミ関係者を集め、レセプションを開いた。
県側からは佐藤樹一郎知事やツーリズムおおいたの和田久継会長、九州旅客鉄道(JR九州)の吉野敏成大分支所長らが参加した。
佐藤知事は「DCまで1カ月半となった。大分の食や観光スポットなどの魅力を訴える発信力をさらに高めていきたい」と述べた。
吉野支社長は「DCに合わせ、大分と福岡を結ぶ新D&S列車『かんぱち・いちろく』を投入する。風光明媚な久大本線を走り、両県の食材を使った一流シェフによるお弁当を用意する。途中、大分県内では天ケ瀬駅と恵良駅に停車し、地域特産品の販売やおもてなしを行う予定だ」と話した。
なお、11、12日にはJR大阪駅のアトリウム広場などで、観光PRイベント「湯ったり♨️おおいた満喫フェア」を開催した。県から運んだ源泉使用の「手湯」の体験ブースを設置し、温泉の源泉数・湧出量とも日本一を誇る「おんせん県おおいた」をアピール。県内10市町が観光ブースを出展し、パンフレットやノベルティを配布した。
【土橋 孝秀】