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茨城・木内酒造が日帰りガストロノミーバスツアー 4月から開始

2024年3月4日
編集部:飯塚 小牧

2024年3月4日(月) 配信

常陸野の風景を思わせるグリーンにフクロウマークをデザインしたバス

 木内酒造(木内敏之社長、茨城県那珂市)は4月1日(月)から、東京駅発の日帰りガストロノミーバスツアー「BAR BUS HITACHINO」の運行を開始する。同社の茨城県内の蒸留所や酒蔵など酒造り拠点をバーカウンター付きのバスで巡る。

バーカウンター付きの車内

 バス車内では常陸野ネストビールや日の丸ウイスキー、木内梅酒などが楽しめる。また、日の丸ウイスキーを製造する「八郷蒸留所」では蒸留所限定のウイスキーなど3種が、酒蔵「鴻巣の蔵」では木内酒造の日本酒のほか季節の酒が数種類味わえる。

 食事は同社のSDGsの取り組みから生まれた食肉加工品「常陸野ハム BARREL SMOKE」や、常陸野ネストビールの原料に使われるビール麦「金子ゴールデン」の裏作で栽培する県産の「常陸秋そば」を使用した蕎麦など、地場のものを提供する。

 基本のツアールートを基軸に、木内酒造の酒と有名シェフの美食を楽しむ「シェフズ イン 常陸野」や、酒とアートを楽しむ「BAR BUS HITACHINO アートトリップ」などさまざまな体験を提供するスペシャルツアーも不定期で企画・実施していく。

 また、同社の常陸野ネストビールの生産量の約50%は海外へ輸出されており、世界40カ国以上で「HITACHINO」として親しまれている。外国人からの酒蔵への訪問リクエストも多いことから、ツアーは多言語にも対応。訪日外国人観光客の誘致や地域の観光消費拡大にも寄与したい考え。

 同バスの運行は木・土・祝日で料金は1人2万4800円(税込)。開始記念として、5月末まで平日限定割引で2万1800円(税込)となる。参加は20歳以上限定。旅行企画実施はタビットツアーズ、バス運行は旅人が担う。なお、予約受付は3月1日(金)から開始している。

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