群馬で全国大会決まる、石川とプレゼン後に選挙(全旅連青年部)
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の青年部(桑田雅之部長)は9月15日、東京都内で臨時総会を開き、来秋の全国大会を群馬県で開くことを決めた。
今回は、開催地をめぐって群馬県(関口征治県部長)と石川県(萬谷浩幸県部長)が立候補したため、それぞれ15分間のプレゼンテーションを行った。その後、常任理事、ブロック長、正副部長による投票の結果、群馬県に決定した。投票数に関しては、今後の青年部活動に影響を与えないように公表していない。
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プレゼンテーションでは、群馬県は大会会場を前橋市のグリーンドーム前橋、宿泊は伊香保温泉などを予定していると発表。一方、石川県は金沢市の石川県立音楽堂を大会会場とし、ホテル日航金沢での懇親会などのプランを披露した。両県ともに地域文化のアピールや、交通アクセス、無駄のない予算案などを提案した。
桑田部長は「全国大会に参加することでさまざまな学びがある。さらに、受入地の各都道府県、ブロックは部員の拡大など活性化につながっていくメリットがある」とし、「立候補のあった2つの県で開催できればいいが、1つを選挙で選ばなくてはならない。しかし投票が終われば、ノーサイド」と強調した。
開催地に決まった群馬県の関口県部長は「北関東信越ブロックが一つとなり、旅館業の活性化につながるように、皆さんが来てよかった、最高だったと言われる全国大会にしていきたい」とあいさつした。