JTBGMT、訪日客の歩行補助 電動車いす「ウィル」貸出へ
2024年3月7日(木) 配信
JTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT、石田恒夫社長)は3月6日(水)、近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」の日額レンタルサービスの取り扱いを開始した。訪日外国人旅行(インバウンド)客向けツアーを対象に、免許不要で歩行領域を走行できるウィルを、最短4日間から30日間の貸し出しを行う。
同製品はWHILL(杉江理社長兼CEO)が開発、販売し、今回は軽量化を実現した折りたためるモデル「WHILL Model F」を貸し出す。コンパクトになるため収納や持ち運びも便利で、旅行者が家族との旅先や出かけ先で気軽に使えるとしている。
両社はインバウンド需要が高まりを見せるなか、長距離の歩行に不安を抱える人や高齢の家族と旅行を考える人に対して、「徒歩」をカバーする移動サービスを提案することで、顧客の要望やニーズに応じた快適な旅行のサポートをはかる。
JTBによると、顧客からの要望に応えるカタチでの案内となり、保険サービスなどを含めて提案していくとした。