北陸新幹線延伸控え、渋谷で「敦賀・若狭フェア」開催 サイクリングルートや御食国と呼ばれた食文化を紹介
2024年3月11日(月) 配信
福井県では2024年3月16日(土)の北陸新幹線福井・敦賀延伸に合わせて、「青々吉日TSURUGA WAKASA」のコンセプトのもと、「敦賀・若狭」への周遊を促すさまざまなプロモーションに取り組んでいる。3月8日(金)~10日(日)には東京・渋谷で「青々吉日 敦賀・若狭フェア」を開き、若狭湾サイクリングルート「わかさいくる」や御食国(みけつくに)と呼ばれた食文化などを紹介した。
2024嶺南誘客キャンペーン実行委員会の主催。8日(金)はメディア向内覧会けとして開催した。杉本達治知事も会場に駆けつけ「渋谷で敦賀・若狭の魅力を体感いただき、3月16日になったら、ぜひ現地へお越しください」と呼び掛けるとともに、「石川・富山・新潟の3県とともに、北陸全体のPRに力をいれていきたい」とあいさつ。卓越した技術者を国が表彰する「現代の名工」に選ばれた、昆布すき職人・別所昭男氏が長さ4メートルもある「おぼろ昆布」をすくようすを披露した。
キャンペーン名称の「青々吉日」は、若狭湾や5色に輝く三方五湖など、豊かな自然の「青々」と、寺社仏閣や暦の風習を連想させる「吉日」を組み合わせたもの。フェア期間中、福娘による花換(はなかえ)まつり(敦賀市・3月30日~4月9日開催)のPRや、若狭塗箸研ぎ出し、若狭パールのアクセサリー作りなど、若狭の工芸体験、福井県自転車アンバサダー中島康晴氏と自転車競技を通して世界を股にかける栗村修氏によるトークショー(9日)を開催した。