立山黒部アルペンルート、4月15日から全線開通 最新情報を発信中
2024年3月13日(水) 配信
立山黒部貫光(富山県富山市)は4月15日(月)から、富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」を全線開通する。現在、立山高原バス道路の除雪作業を進めており、最新情報を3月12日(火)から公式サイトやSNSで発信している。4月上旬まで毎週配信する予定。
立山黒部アルペンルートは中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。富山県の立山駅から長野県の扇沢間は雪の大谷の中を駆け抜ける「立山高原バス」や現在、唯一日本で運行しているトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」、ケーブルカーなどさまざまな乗り物を乗り継ぎながら、自然が楽しめる。
このなかで、立山高原バスが走行する立山有料道路の除雪は、標高450メートルの麓から標高2450メートルの室堂まで総延長31.3キロにわたって行われる。今年は2月7日から除雪作業が開始され、現在は標高1630メートル付近まで完了しているという。
また、開通日からは「2024立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が開催される。メインイベントの「雪の大谷ウォーク」に加え、今年は北陸新幹線延伸にちなんだ「延伸!パノラマロード」も見所という。イベントは6月25日(火)まで。
乗り物の事前予約ができる「予約WEBきっぷ」は、3月15日(金)から全区間を対象に通常販売を開始する。
なお、立山黒部アルペンルートの今年の営業期間は11月30日(土)までの予定。