国が翻訳アプリ作ってた
総務省所管の情報通信研究機構は、日本語でスマホに話しかけると、内容を英語や中国語に訳して音声発信してくれるアプリを開発、無料で配布している。
翻訳は旅行や生活会話が中心。音声や対訳文例を集め、より円滑な言葉に音声翻訳する技術を採用しているので、使えば使うほど「賢くなる」という。現在、日英中韓など27言語に対応している。
先日デモを見たが、英語訳の精度は高いよう。東京メトロは外国語対応で試験導入している。ただ宿泊業に対して提案するのは初めてとも聞いた。観光利用を想定し開発しているのに、この状況はちょっとさびしい。
アプリの名称は「VoiceTra4U(ボイストラ・フォーユー)」。アップストアやグーグルプレイから無料で入手できる。
【鈴木 克範】