ヴェールカフェ(旧忍町信用組合店舗)リニューアルオープン ノスタルジックな雰囲気のなか昭和レトロなカフェメニューを
2024年4月1日(月) 配信
行田おもてなし観光局(埼玉県行田市)は3月31日(日)、昨年営業を終了した水城公園内の「ヴェールカフェ(旧忍町信用組合店舗)」を自主事業としてリニューアルオープンした。
市指定有形文化財が醸し出すノスタルジックな雰囲気のなか、建物が紡いできた歴史に触れながら、昭和レトロなカフェメニューが楽しめる。
市から公開業務の委託を受けている同文化財をカフェとして運営することで、市と推進する日本遺産を活用した観光振興をはかることが狙いだ。
「観光素材」としての活用を目指し、メニュー名に「クスっ」と笑ってしまうような少しユニークなネーミングを採用するなど、カフェにはさまざまな仕掛けを施しているのも特徴の1つ。
カフェを通じ、これまで観光素材としての活用が十分ではなかった水城公園を、忍城や埼玉古墳群、古代蓮の里、花手水などとならぶ観光素材として積極的に活用し、来訪者の滞在時間の延長につなげる考えだ。
カフェの看板メニューには、ヴェールがフランス語で緑という意味であることから、ヴェールソフト(抹茶ソフト)と北海道ソフトをのせたクリームソーダを掲げ、公園を散策しながら楽しんでもらえるよう、ドリンクやソフトクリームはテイクアウトも可能とした。
「皆で集い、昔話に花が咲く楽しい空間となっているので、観光後にぜひ、お立ち寄りください」(担当者)。