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来場者数17万人超え、世界最大級の旅フェア開く(ツーリズムEXPOジャパン2015)

 代表者らによるテープカット
代表者らによるテープカット
山口範雄会長(主催者会見にて
山口範雄会長(主催者会見にて

 日本観光振興協会(山口範雄会長)と日本旅行業協会(JATA、田川博己会長)は9月24―27日、東京都江東区の東京ビッグサイトで「動く。感じる。旅になる。」をテーマに「ツーリズムEXPOジャパン2015」を開いた。国内外から1161企業・団体が参加し、来場者数は17万3602人となり、目標としていた17万人を上回った。

 開会式の前日(24日)に行われた主催者会見では、日観振の山口会長から、今年のツーリズムEXPOジャパンの概要が紹介された。山口会長は今年のツーリズムEXPOジャパンは「展示会」「国際観光フォーラム」「商談会」「懸賞事業(ジャパン・ツーリズム・アワード)」「ジャパンナイト」の5つを柱にしたと報告。なかでも、今年初開催となったジャパン・ツーリズム・アワードは短期間での募集であったにも関わらず、133件の応募があり、国内のみならず海外からも高い評判を得たことを伝えた。

田川博己JATA会長
田川博己JATA会長

 25日朝に行われた開会式では冒頭、主催者を代表しJATAの田川会長があいさつした。田川会長は「今年はホップ・ステップ・ジャンプの2年目として、来年へと飛躍できるよう『地域性の強化』と『新しい連携による産業の広がり』、『さらなるグローバル化』などに重点を置いた」と述べ、今後は交流大国実現に向け、量ではなく質を高めた国際観光を目指すとアピールした。続いて国土交通省の西村明宏副大臣から祝辞が述べられ、「ツーリズムEXPOジャパンが世界の人々との交流拡大促進の契機となってほしい」と期待の声が寄せられた。

 その後、山口会長の掛け声のもと代表者らによる、開会を宣言するテープカットが行われ、世界最大級となる旅フェアが幕を開けた。開会式終了後、「旅と文化」をテーマに世界観光倫理委員会議長のパスカル・ラミー氏による基調講演が行われ、会場に集まった人たちが持続可能な観光について改めて考える場となった。

にぎわいをみせた展示会場
にぎわいをみせた展示会場
青森ねぶたが丸の内を運行
青森ねぶたが丸の内を運行

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