6月30日まで春フェス開催 GWは夜間開園も グラバー園
2024年4月2日(火) 配信
グラバー園(長崎県長崎市)は6月30日(日)まで、「春フェス」を開いている。今年の9月4日に開園50周年を迎えることから、記念プレイベントとして開催する。1年で園内が最も華やぐこの季節に、洋館を彩る花々が異国情緒あふれる空間を演出する。
とくに、ゴールデンウイーク(GW)期間の4月27日(土)~5月5日(日・祝)は開園時間を午後8:30まで延長。夜の園散歩では、ライトアップされた洋館や長崎の夜景を一望できるほか、庭園内にはRGBパーライトやLEDライトボールを用いた幻想的な空間演出もある。
グラバー園は1974年9月4日に、旧グラバー住宅を含む国指定重要文化財3棟に加え、6棟の洋館の移築整備を終えて開園した。旧グラバー住宅は、スコットランド出身の冒険商人、トーマツ・グラバーが親子2代で暮らした現存する日本で最古の木造洋風建築。グラバーはじめ、居留地時代から残る外国人の住宅と長崎市内に点在していた洋館が集まるこの地では、幕末から明治の長崎の歴史を感じることができる。