1日13往復に決定、来年3月26日開業へ(北海道新幹線)
JR北海道とJR東日本はこのほど、北海道新幹線の新青森―新函館北斗間約149キロが来年3月26日に開業し、1日13往復すると発表した。ダイヤの詳細は後日発表されるが、東京―新函館北斗間が最速約4時間で結ばれる。
13往復の内訳は、東京―新函館北斗間が10往復、仙台、盛岡、新青森と新函館北斗間を結ぶ列車がそれぞれ1往復する。列車は10両編成で乗車定員は731人。座席は新幹線のファーストクラス「グランクラス」をはじめ、「グリーン車」「普通車」の3クラス制。
新函館北斗から函館駅には新幹線アクセス用電車「はこだてライナー」(基本3両編成)を16往復運転し、すべての新幹線との接続をはかる。札幌方面へは、函館―札幌間を1日12往復する特急「スーパー北斗」「北斗」を函館北斗駅に停車させ、利便性を高める。
新幹線開業にともない、特急「スーパー白鳥」「白鳥」(新青森―函館間)、急行「はまなす」(青森―札幌間)、寝台特急「カシオペア」(上野―札幌間)は廃止する。