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山口・下松で車両陸送イベント 4月27日に5年ぶりの開催

2024年4月9日
編集部:飯塚 小牧

2024年4月9日(火) 配信

過去の車両陸送見学イベントのようす

 山口県下松市で4月27日(土)、鉄道車両陸送見学イベントが5年ぶりに開かれる。下松市制施行85周年・下松市観光協会創立50周年の記念事業で、道路を走る鉄道車両見学プロジェクト実行委員会が主催し、市や商工会議所、観光協会が共催する。

 同プロジェクトは、「ものづくりのまち くだまつ」を全国に発信することで、地域の子供や若者に夢と希望を与えるのが目的。これまでに過去2回、英国向け高速鉄道車両「Class800シリーズ」の陸送見学イベントを開催している。

 今回は国営台湾鉄路向け都市間特急車両「EMU3000」の先頭車両2両を専用トレーラーに載せ、同車両の製造を受注している日立製作所笠戸事業所前から下松駅南口間の往復約3・3キロを陸上輸送する。今年、「EMU3000」600両の製造が終了し、最終出荷を迎えるため感謝の気持ちも込めて地域に披露する。出発は午前10時。

 「EMU3000」は2019年1月に受注。車両デザインは世界でもとくに厳しいと言われる欧州規格をベースとするルールに基づいており、日立製作所が英国鉄道で培ったデザインの知見が生かされているという。数々のデザイン賞も受賞している。

 当日はくだまつスポーツセンターと市民交流センターきらぼし館を会場に「ものづくり企業フェア」も開催する。下松のものづくり企業10社が出展し、ゲームや体験・実験などを提供する。キッチンカーなども出店し、飲食も楽しめる。

 さらに、日立製作所笠戸事業所内にある歴史記念館が陸送見学イベント終了後の午後1時から一般開放される。車両製造に関わる映像や車両模型などを交えて創業からの歴史が学べるほか、500系新幹線の車両も展示している。入場は3時まで。

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