訪日客のゴールデンルートを分析 市場別にルート複数(じゃらんリサーチセンター)
2024年4月9日(火) 配信
じゃらんリサーチセンター(JRC、沢登次彦センター長)はブログウォッチャー(新村生社長、東京都中央区)と共同で、インバウンド地方分散に関する研究を行った。
インバウンド客の周遊ルートにおいて、東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪などの有名観光地を巡るゴールデンルートは、インバウンド客の国籍(市場)によって異なるルートが存在することが分かった。
欧米豪は東京~大阪ルートに集中しているのに対し、台湾や韓国、タイといったアジア諸国は、欧米豪に比べて地方へ分散する傾向が高かった。
この結果により、市場ごとの主要周遊ルートの把握と、各地域それぞれのルート課題の把握が重要となるため、市場別の主要周遊ルートの概要MAPや、課題の診断チャート、新たな周遊ルート検討に向けたステップを作成した。