九州産交バスなど、奨学金返済を支援 毎月2万円支給し若手人材獲得へ
2024年4月10日(水) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS)グループの九州産交バス(岩﨑司晃社長、熊本県熊本市)と産交バス(小栁亮社長、同)はこのほど、4月1日(月)以降に採用するバス運転士を対象に奨学金返還を支援する制度を導入した。運転手が不足していることを受け、毎月最大2万円を最長10年間支給することで、若手人材獲得をはかる。
同制度は、日本学生支援機構の貸与奨学金の返済残高を確認できる従業員が対象。返済残高100万円以上200万円未満の場合、支援額は毎月1万円となる。残高200万円以上、300万円未満の従業員には毎月、1万5000円を支給する。残高300万円以上の際は毎月2万円を支払う。
九州産交バスは「新しい施策を実施することで、地域の発展と安全で快適なサービスを提供し、お客様から選ばれる存在を目指す」とコメントしている。