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山梨県笛吹市、観光交流拠点「Lily Bell Hütte」 4月25日にオープン

2024年4月15日
編集部:長谷川 貴人

2024年4月15日(月) 配信

Lily Bell Hütte(イメージ)

 山梨県笛吹市(山下政樹市長)とJTB(山北栄二郎社長)は4月25日(木)、笛吹市の富士山を望む展望デッキ「FUJIYAMAツインテラス」に、新たな観光交流拠点「Lily Bell Hütte(リリーベルヒュッテ)」をオープンする。「Hütte」はドイツ語で山小屋を意味し、標高1300メートルの立地で地域の観光情報や休息の空間を提供する。

 FUJIYAMAツインテラスは、標高1600メートルの新道峠に位置し、山中湖や河口湖、雲海、富士山を一望できる。一方で周辺道路の道幅が狭く、危険防止と周辺の自然保護の観点から、近くのすずらん群生地の駐車場からEVバスを導入した「パーク&バスライド」を実施。自然保護と観光活用を両立させた地域づくりを目指す。

FUJIYAMAツインテラス(イメージ)

 「Lily Bell Hütte」は、JTBが地方創生に寄与する「地域交創プロジェクト」の一環として展開する事業。FUJIYAMAツインテラスのエントランスとして位置づけ、ウッドデッキとトレーラーハウスが山岳リゾートの雰囲気を盛り上げる。施設内には、笛吹市の特産フルーツを使った甘味や、ご当地グルメ「ラーほー」などを提供するカフェ事業や、周辺観光地を楽しむツアーを販売する観光案内所事業を運営。地元特産品や土産を販売するチャレンジショップも開設する。

 また、FUJIYAMAツインテラスまでのバス運行のみならず、田舎体験施設や茅葺屋根の古民家がある芦川地区ともシャトルバスで結ぶ。地域の魅力を最大限に引き出し、地域住民と観光客が交流できる場としての役割を果たす。

 今後、笛吹市とJTBは地域の観光振興により、地域経済の活性化や雇用創出、地域の誇りや活力の向上を目指す。持続可能な観光の推進にも力を入れ、地域の自然環境や文化遺産の保護と活用を両立させる取り組みを行っていく方針だ。

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