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伝統つなぐ担い手、想いを遺す観光媒体「TSUNAGITE」誕生

2024年4月19日
編集部:長谷川 貴人

2024年4月19日(金)配信

「TSUNAGITE」トップページ(イメージ)

 地域ブランディング研究所(吉田博詞社長、東京都台東区)はこのほど、ストーリーサイト型プラットフォーム「TSUNAGITE」を新たに立ち上げた。日本の地域の伝統や文化、自然、暮らしを後世に遺すべく活動に取り組むキーパーソン「繋ぎ手」の想いと、彼らが企画立案・提供する地域滞在型プログラムを紹介する。

 同媒体では、地域文化の「繋ぎ手」一人ひとりの想いにフォーカスしたストーリーを掲載していく。想いへの共感を入口に地域へ旅行し、その地域の文化伝承に貢献、関係人口として持続的に応援していくという、これまでになかった旅のスタイルを提案する。同社は「共感型ツーリズム」という新たな観光トレンドの誕生を見据え、その先駆けとしての普及を期待しているという。

掲載されている「繋ぎ手」の一部

 掲載記事は「繋ぎ手」の活動紹介をはじめ、歩んできた道のりや地域文化への想いを伝える内容となっている。取材をもとにそれぞれのストーリーを紐解きながら、「繋ぎ手」の目に映る地域文化の魅力や歴史などを紹介する。同時に、地域文化を継承する最前線で何が起きているのかという理解を深められる。

 このほか、同社と現地の担い手が議論を重ねて作り出した地域滞在型プログラムを提供し、地域文化の継承を応援する活動に参加できる。そして「TSUNAGITE」を入口に、参加者自身が地域文化の新たな「繋ぎ手(関係人口)」として関わり続けられるとし、地域文化伝承の好循環モデルを構築していく。

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