トライアングル 猿島航路に新造船「NEW KUROFUNE」を就航
2024年4月22日(月) 配信
トライアングル(社長、神奈川県横須賀市)は4月17日(水)、猿島航路で運航する新造船「NEW KUROFUNE」を就航した。
老朽化したシーフレンド1の代替船で、船名を市民に公募し、集まった667通の中から選ばれた。乗船前からワクワクする、市民にも愛されるデザインを採用。2020年10月にスタートした「つづく みんなの猿島プロジェクト」の大きなプロジェクトの一つとなる船で、横須賀市民や猿島の来島者が分別したアルミ缶を再資源化して制作したオブジェが船内に飾られている。
同日行われた記念クルーズで鈴木社長は、「NEW KUROFUNEは、これから先、さまざまな取り組みを広げていくきっかけになる船。基本猿島航路での運航とはなるが、浦賀や久里浜などのクルーズにも使うことができるかと思うので、色々なカタチでこの船を活用していきたい」と力を込めた。
同日は、「広域観光ガイドサービス」を立ち上げたことも報告された。「横須賀・三浦半島の教育旅行の聖地化」に向けた取り組みで、市町行政区の境にとらわれずに三浦半島でのガイドサービスを実施することで、常に質の向上を目指し、新たな観光集客につなげることが狙いだ。
また同社は4月20日(土)、「無⼈島・猿島『探検』ツアー」に、60分のコースを新設した。明治から順に島の歴史を学びながら島内を一周するツアーで、普段は入ることができない兵舎、弾薬庫の内部も案内する。