トリプラ、多通貨決済を導入 32通貨の宿泊決済可能に
2024年4月24日(水) 配信
宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ、高橋和久CEO、東京都新宿区)はこのほど、宿泊予約エンジン「tripla Book」に多通貨決済サービスを導入した。32カ国の外貨によるクレジットカード決済を導入し、自社予約サイトの外貨表示と外貨決済を実現する。
今回の導入により、外国人宿泊者側は自国の通貨でクレジットカード決済ができ、現地通貨で宿泊費が表示されるため、為替換算を考慮する必要がなく、宿泊予約の離脱防止につながる。外貨での決済が可能となるため、海外発行クレジットカードの決済時エラーによる取りこぼしが減少し、自社予約数の増加が期待できるとみている。
多通貨決済は、宿泊施設側の新たな設定は必要なく自動的に導入され、通貨は顧客のIPアドレスに沿って自動的に表示される。設定画面で通貨変更も可能。なお、多通貨決済はクレジットカードの事前決済のみに対応する。