屋形船晴海屋 「浮かぶ料亭」カタチに(日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2023)
2024年4月26日(金) 配信
□唯一無二の日本文化を提供
屋形船晴海屋(安田進代表、東京都江東区)は、旅行新聞新社が取材活動などを通じて観光業界の取り組みから、創意工夫の見られるものを独自に選び、表彰する「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2023」の特別賞を受賞した。
屋形船の内装をリニューアルし、コンセプトである「浮かぶ料亭」を船という空間で実現した取り組みが評価された。屋形船業界の新しい挑戦について、安田社長に話を聞いた。
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カウンター式屋形船「あかね」は、コンセプトである「浮かぶ料亭」に見合ったサービスを提供したいという安田進社長の長年の思いがカタチになった船。「類似のない特別な空間」と「美食と伝統を味わう食体験」で唯一無二の「日本文化」を提供することをコンセプトに掲げる晴海屋独自の商品だ。
船内は伝統的な和の要素と現代の洗練されたデザインを融合させた内装で、昨年12月には、日本国内と欧州(EU)の内装意匠権を取得した。
最大11人が着席できるカウンター席では、