test

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(4月号)」

2024年4月29日
編集部

2024年4月29日(月) 配信

https://zoomjapon.info

特集&主な内容

 今月号では、予定を変更して能登半島地震を特集しました。日本の米栽培の現状を特集した2021年10月号では、能登の米農家さんを取材し、旅行ページでは輪島を取り上げていました。かつて取材をした人や場所が、大震災でどのような被害を受けたか、フランスの読者に伝える使命感がありました。取材は1月中旬に数日をかけて行い、被害が大きかった輪島市や珠洲市で住民の方々にお話を伺いました。また、被害は比較的大きくなかったものの原子力発電所がある志賀町での1次避難所を取材したほか、かつて取材していた米農家さんとも避難所で再会し、過疎地の避難の現状と今後の農業についてお話を伺いました。文化ページでは、4月10日フランスで公開の「悪は存在しない」の濱口竜介監督に独占インタビューを行っています。

〈フランスの様子〉フランス版青春18切符

「7月・8月、49ユーロの鉄道パス:首都圏の若者も利用できる」4月11日付Liberation紙のウェブサイトより

 フランスではこれまで日本の青春18切符のような取り組みはなかった。◆日本のように張り巡らせられた鉄道網がないこともあるが、インターネットがある前は大学の掲示板などでライドシェアを募集したり、路上ヒッチハイクがお金を節約する若者たちの移動手段だった。◆4月の初め、国交大臣が発表したのが、7月と8月、1カ月49ユーロで鉄道が乗り放題のレール・パス。◆対象は27歳以下の若者で、TGVなどの高速鉄道は含まれない。◆すべての人がいつでも使えるパスのシステムの議論もあったが、今回は期間も限定、対象も若者だけとなった。◆一部の地域や首都圏は、直前まで合意を渋っていたが、国が80%の予算を負担することや、首都圏内の移動には適用しないことで、レール・パスがフランス全土で利用可能になった。◆国交大臣によると、このレール・パスの目的は、「若者が我われの美しい国のさまざまな地方を再発見するため」という。6月15日からフランス国鉄SNCFの専用アプリで購入できる。◆来年以降については今年の成果次第だという。

ズーム・ジャポン日本窓口 
樫尾 岳-氏

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旅行新聞 編集部〉

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。