鉄印で台湾を応援、「台湾応援デジタル鉄印」発売
2024年5月2日(木) 配信
第三セクター鉄道等協議会は、台湾・花蓮沖を震源とする地震の被災地を支援するため、Webアプリ「鉄印帳デジタル」上で、「台湾応援デジタル鉄印」を5月2日(木)から売り出した。売上金は、決済手数料などを控除したうえで、日本赤十字社を通じて台湾の被災地に寄付される。
台湾東部沖で今年4月3日(水)に起きた地震は、花蓮県を中心に多くの被害が発生し、余震が続いている。第三セクター鉄道等協議会は、加盟する鉄道会社の10社以上が台湾の鉄道会社と姉妹鉄道協定を結んでいるなど深い関係を築いてきた。このうえ、台湾からは東日本大震災や熊本地震、能登半島などの日本で災害が起きるたびに温かい支援を受けてきたとして、鉄印帳デジタルを活用した被災地支援を決めた。
鉄印帳デジタルは、読売新聞大阪本社と読売旅行の子会社である旅行読売出版社が、第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道各社と協力し、今年3月にサービスを開始したWebアプリ。通常は、駅などに設置されたQRコードを読み取り、NFT(非代替性トークン)化された「鉄印」を購入できるものだが、台湾応援デジタル鉄印はアプリ内で購入できる。価格は税込550円、販売期間は5月31日(金)まで。