高松市に観光交流拠点開設 市場の活性化や観光情報発信(JTB)
2024年5月2日(木)配信
JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)は5月2日(木)、香川県高松市の同市中央卸売市場内の「うみまち商店街」に、観光交流拠点「SICSサステナブルラウンジ」を開設した。
「サステナブルな交流拠点」をテーマにした2階建て施設で、1階に市場で破棄されてしまう未利用魚や野菜などを使った料理を提供する飲食店「クセモノズ」を設置した。営業時間は午前11時から午後2時と、午後6時から同9時まで(ディナータイムは金・土曜日・祝前日のみ営業)。水曜日休み。
2階はコミュニケーションラウンジで、地域と旅行者をつなぐようなイベント開催のほか、レンタルスペースとしても活用する。
JTBと高松市は2月、商店街の店舗が減少傾向にあるなか、「高松市中央卸売市場を中心とする地域活性化に向けた包括連携協定」を締結。新たな人流創出に向け、飲食と交流スペースからなる施設を整備し、市場内のフードロスの減少をはかるとともに、高松市や瀬戸内エリアの魅力発信をはかる。