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岩手県の混浴野天風呂「仙女の湯」今季の営業開始 休暇村岩手網張温泉

2024年5月7日
編集部:飯塚 小牧

2024年5月7日(火) 配信

仙女の湯

 「休暇村岩手網張温泉」(竹内貴祐総支配人、岩手県・雫石町)は5月7日(火)から、混浴野天風呂「仙女の湯」の今シーズンの営業を開始した。十和田八幡平国立公園内には古くからの湯治宿が多く、歴史的にも文化的にも価値がある「混浴文化」が守られているという。

 「仙女の湯」はホテルから約200メートル、森の中を抜け「湯ノ沢」の谷に続く階段を降りたところにある。昭和40年代にスタッフが裏山で沢筋に滝を見つけ、「このロケーションに露天風呂があったらいいな」という話から誕生した。山道で重機を入れられないため、人力で作られているが、雫石町の温泉を象徴する露天風呂として、観光パンフレットなどにも紹介されているという。

 男女別の脱衣小屋の先に岩を積み上げた湯舟が1つあり、男女混浴で入浴する。湯浴み着のレンタルもあるため、安心だ。「亀滝」を間近に眺めながら自然のなかで、温泉を堪能できる。

 営業期間は11月上旬まで。時間は午前9時から、8月31日までが午後6時まで、10月15日までが午後5時まで、11月上旬までが午後4時まで。日帰り利用は午前10時~午後2時までで、入浴料は500円。宿泊客はチェックアウト後も日帰り営業時間内であれば、すべての温泉を利用できる。

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