test

ビーウェーブ、夜間登山行わない富士山ツアー 「大混雑が苦痛」などの声受け

2024年5月8日
編集部:木下 裕斗

2024年5月8日(水) 配信

8合目太子舘からの御来光

 ビーウェーブ(笹井建次郎社長、大阪府大阪市)は7月6日(土)と8月27日(火)、「八合目御来光&富士山登頂ツアー」を催行する。深夜に山小屋を出発し、行列を連ねながら山頂で御来光を鑑賞する人が増えるなか、「夜間の登山ルートにおける大混雑が苦痛だった」、「高山病になり登頂できなかった」などの声を受け、山小屋で朝まで休み、登山渋滞を回避して山頂を目指す。

夜間の登山ルートにおける混雑のようす

 遠方から高速道路を利用するツアーは渋滞によって5合目での休憩時間が短くなることで、参加者が適切な高度順応ができないまま登り始め、高山病を発症する可能性がある。このため、同ツアーは東京や大阪、京都などから新幹線で三島駅に向かう。午前10時30分ごろ、三島駅を出発し、5合目で1時間程度休憩。吉田口ルートから8合目の山小屋「太子舘」まで登り、宿泊する。

 2日目は午前4時ごろ太子舘を出発。8合目の道中で御来光を鑑賞する。富士登山ツアーの添乗経験から、同社は「吉田口ルートの8合目からの御来光は、頂上で見るのと同じくらい綺麗」という。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。