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ウェルネス・サイクルツーリズム産官学実証実験 JR東日本など6者

2024年5月13日
編集部:馬場遥

2024年5月13日(月) 配信

実証モデル図

 東日本旅客鉄道(JR東日本、喜勢陽一社長)など6者はこのほど、実証実験「モビリティ連携によるウェルネス・サイクルツーリズム産官学実証」を行う。

 ウェルネスツーリズムは、食や文化、景観など、その土地ならではの体験を楽しみ、リフレッシュできることを求められている。さらに、サイクルツーリズムは、レンタルバイクやE─BIKE、乗り捨てサービスや自転車を積載可能な公共交通が地域実装されているなどにより、気軽に参加できることが求められている。

 同実証実験は、首都圏からの新幹線利用による日帰りサイクル観光客を想定し、モニターを行う。

 このため、JR東日本、ジェイアール東日本企画(jeki、赤石良治社長)、長野県(阿部守一県知事)、長野県飯山市(江沢岸生市長)、国立高等専門学校機構長野工業高等専門学校工学科都市デザイン系轟研究室、奈良県立医科大学の6者は、長野県飯山エリアでサイクルトレインを補完するサイクルバスを実証運行する。

 また、バイタルデータの計測や表示が必要なウェアラブル端末や地域クーポンを活用し、その地域ならではの観光やリフレッシュを促す。

 これにより、モビリティ連携による長野県飯山市内の周遊性向上を目指し、「移動」と「心身の健康や幸福感(well─being)」を深く紐づける要因を調査する。また、地域消費額拡大と関係人口創出による地域活性化につながるかを検証する。

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