お台場で初の国際芸術祭開催決定 25年10月~12月「東京お台場トリエンナーレ2025」
2024年5月15日(水) 配信
東京都とお台場トリエンナーレ実行委員会(遠藤龍之介実行委員長)は2025年10月から12月まで、お台場エリアにおいて「東京お台場トリエンナーレ2025」を開催する。
台場公園(第三台場)、フジテレビ本社屋・湾岸スタジオ、日本科学未来館などを会場に、現代アートを中心とする国際芸術祭を開く。
開催に寄せて、小池百合子都知事は、「25年は世界陸上やデフリンピックが開催される年。国内外から多くの方が訪れる特別な時期に、アートを通じて東京にしかない価値や魅力を先鋭的に発信する国際芸術祭を開くことは、東京の芸術文化をさらなる高みへ導く」と期待を込めている。
遠藤実行委員長は、「今や臨海副都心の代名詞になった『お台場』は、江戸時代からの歴史もあるエリアであると同時に、新たに開発された近未来としてのイメージもある。日本が世界に向けて国を開くきっかけとなった歴史的な場所であるここ『お台場』から、未来を見据えた多様な視点で芸術文化の力を世界に向けて開示することで、長く人々の記憶に残るイベントになれば」と力を込めた。