広島とハノイを結ぶ直行便の運航開始 ベトジェット
2024年5月15日(水) 配信
ベトナム最大の民間航空会社でLCCのベトジェットは5月12日(日)から、広島とベトナムの首都・ハノイを結ぶ直行便の就航を開始した。新路線は日本とベトナムを結ぶ8つ目の路線で、広島間では唯一の直行便。木曜と日曜日の週2往復運航する。
同日は新規就航セレモニーを開き、ベトジェットのウェン・ドゥック・ティエン副社長が「ベトジェットは現在、ベトナムの主要都市と東京、大阪、福岡、名古屋、そして今回の広島を結ぶフライトを週116便運航している。今後ベトジェットはベトナムと日本を結ぶ路線をさらに拡充し、便利で安く、時間を節約できる旅行の選択肢を提供する」と意気込みを語った。
広島県の湯﨑英彦知事も出席し、「広島県はベトナムへの進出企業も多く、また、多くのベトナム人が県内で生活されているなど、結びつきが深い。直行便が就航することで往来の利便性が高まり、今後、ビジネスや観光など幅広い分野での相互交流が一層活発になっていくものと期待している」と述べた。
また広島国際空港の中村康浩社長は「ベトジェットの就航はコロナ禍以降の広島空港における初の新規路線開設となる。広島空港の国際線航空ネットワークの拡充へ向けて重要なマイルストーンになると期待している。旅行需要が高まるなか、我われはすべてのステークホルダーと協力して、広島―ハノイ間のフライトの拡大を目指す」と意気込んだ。
なお、12月31日までは就航を記念した特別格安航空券を販売している。ベトジェット公式サイトかアプリからの購入で片道1万3990円(税・手数料込)から。