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どらなびEXPO2024春、バス運転手を志望 東京会場に346人が来場

2024年5月15日
編集部:長谷川 貴人

2024年5月15日(水) 配信

「どらなびEXPO2024春」東京会場のようす

 バス運転手専門の就職イベント「どらなびEXPO2024春」の東京開催が5月11日(土)、東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区)で行われた。北海道から九州までの50社を超えるバス会社がブースを出展し、バス運転手への就職希望者346人が来場した。

 主催はバス運転手専門の求人サイト「バスドライバーnavi(どらなび)」を運営するリッツMC(中嶋美恵社長、東京都港区)で、日本バス協会・東京バス協会の後援で開催する。運転手の労働規制が強化される「2024年問題」により、乗務員の拘束時間や運転時間が改善される一方、運転手不足がさらに深刻化し、各バス会社の減便に拍車がかかっている。今後、さらに観光・移動需要が見込まれるなか、人材不足に対する解決の糸口となるように就職イベントを企画した。

出展ブースのようす

 開場前に、自由民主党の片山さつき政調会長代理が視察に訪れ、運転手不足という社会的問題に挑む現場の出展事業者に向けて、激励の言葉を贈った。開場最初の特設ステージでは、自民党バス議員連盟の武井俊輔事務局長によるビデオメッセージや、日本バス協会の稲田浩二常務理事が登壇した。それぞれ、バス運転手が地域・観光の足を守るやりがいのある仕事であるかを語り、就職希望者にエールを送った。

 会場では、積極採用中のバス会社によるブースコーナーをはじめ、移住を伴う転職を想定した行政ブース、就職相談コーナーなどを設置。特設ステージでは、現役バス運転手・人事担当者によるトークセッションや、バス業界への転職に役立つ特別講座などを行った。

現役バス運転手によるトークセッション

 なお、同EXPOの関西開催が5月25日(土)、ハービスホール(大阪市北区)で行われる。こちらも主催はリッツMCで、日本バス協会・近畿バス団体協議会が後援。

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