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京都・聖護院門跡が今秋特別公開を実施 重要文化財・智証大師坐像の修復記念

2024年5月20日
編集部:飯塚 小牧

2024年5月20日(月) 配信

(画像左)聖護院門跡 宸殿・本堂外観、(画像右)智証大師坐像 (重要文化財)

 本山修験宗総本山 聖護院門跡 (京都府京都市)はこのほど、10月12日(土)~12月8日(日)までの金・土・日・祝日に秋の特別公開を実施すると発表した。毎年開催している、金碧障壁画約120面が配されている宸殿の公開と併せて、今回は重要文化財の智証大師坐像が修復を終えたことを記念し、修復報告や智証大師坐像の中に納められていた像内納入品などを展示する特別展を開く。

 同寺院は役行者を宗祖とする本山修験宗の総本山。1090(寛治4)年、白河上皇の熊野御幸で護持僧を務めた増誉大僧正に「聖体護持」から2文字を取った聖護院が与えられたことに始まる。静恵法親王(後白河天皇の子)が宮門跡として入寺して以降、明治まで代々皇族や摂関家が門主(住職)を務めたという。

 天明の大火により御所が火災に遭った際は、光格天皇の仮皇居となったことから、「旧仮皇居」として日本で唯一の史跡に登録されている格式高い寺院。法要の際は全国から多くの山伏が集まり、大規模な護摩修行が厳修される。

 特別展の参拝料は大人800円、中高校生・大学生は600円、小学生以下は保護者同伴で無料。団体15人以上は700円。なお、10人以上の団体は事前予約が必要。(予約先=京都春秋 FAX075₋231₋6420)。

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