六本木ヒルズで「花とゆめ」展を開催中 創刊50周年記念で作家74人の原画200点集結
2024年5月25日(土) 配信
名作から連載中の作品のマンガ原画が一同に会する展覧会「創刊50周年記念 花とゆめ展」が5月24日(金)から、東京・六本木ヒルズの東京シティビューで開かれている。白泉社、産経新聞社の主催。
同展は「パーティー」をテーマに総勢74人の作家による約200点のマンガの原画が展示されている。開催を前に行ったトークショーで「花とゆめ」元編集長で現編集部長の高田英之氏は見どころについて、「歴代の名作の原画が一堂に集うのは今回が初めてでは。編集部ですでに見たことのある原稿のはずなのに、額装されると改めて生の原稿の持つ力ってすごい、と思わされる」と語った。
また、現編集長の長谷川貴広氏は「みなさん本当に魂を込めて描かれているものばかり」とし、「普遍的な名作ばかりなので、自分が知らない時代の作品も読んでもらえたら」とアピールした。
会場のエントランスには歴代名作バナーとともに、巨大なアニバーサリーケーキタワーが配置され、キャラクターの等身大パネルやコミックスの表紙に入り込めるフォトスポットも用意する。
作家や作品の知られざるエピソードを編集部員がこっそり語る「編集部の小窓」や、漫画家・草凪みずほ氏、福山リョウコ氏のデスクを再現したコーナーも設ける。展示室の最後には黄金の「パタリロ」像が鎮座し、名言満載の「パタリロ!おみくじ」を引くことができる。
会期は6月30日(日)まで。開館時間は午前10時~午後10時まで。入館料は日時指定券で、平日は一般が2200円、土・日・祝日は2400円。