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【北海道】今夏も二風谷コタン、ウポポイめぐる札幌発着のバスツアー 札幌観光バスで販売中

2024年6月3日
営業部:鈴木 克範

2024年6月3日(月) 配信

車体デザインのテーマは「尊厳と内なる誇り」

 札幌観光バス(福村泰司社長、札幌市清田区)は北海道平取(びらとり)町からの委託を受け、2024年7~9月に札幌・新千歳空港発着で、アイヌ文化の2大拠点、平取(びらとり)町の「二風谷(にぶたに)コタン」と白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」を日帰りで訪れる、添乗員同行バスツアーを実施する。

 2大拠点を結ぶ「周遊の足」としての運行は、今年5年目を迎えた。目玉は二風谷アイヌコタンの「町歩きガイド」。住民たちが日替わりで、アイヌの歴史や舞踊、アットゥシ織など、自身の得意分野を案内してくれる。リピーターでも「別の案内を聴くことができるチャンスがあります」(札幌観光バス)とPRする。アイヌ伝統工芸の伝承者が集まる「匠の道」(平取町)では、木彫刻品や刺繍を施した布製品など、匠の技を間近で体感することができる。

 参加は、「びらとり温泉ゆから」での昼食や「ウポポイ」の入場料を含んだコースをはじめ、バス乗車(全行程・一部区間)のみなど、都合に合わせて選ぶことができる。

 ツアーで利用するバスは5代目「セタプクサ号」。車体カラーは初代のブルーからレッド、グリーン、金茶と変遷し、今年は黒色が登場する。虐げられた時代(カラー:黒)においても、アイヌ民族としての尊厳と誇り(カラー:シルバー)を持ち、北の大地で自然と共に生き抜いてきた歴史を表現する。デザインは、二風谷在住の伝統工芸家・髙野繁廣、若きクリエーター川奈野利也両氏のオリジナル。

 バスの愛称「セタプクサ」は、アイヌ語で「すずらん」の意味。平取町内に、北海道原種すずらんの日本一の群生地があることにちなんでいる。

 出発日は2024年7月25日(木)~8月31日(土)の毎日(ウポポイ休業日と8月25日は除く)と、9月1日(日)~同16日(月・祝)の土・日・祝日。旅行代金は昼食、ウポポイ入場券付きで大人・子供(3歳以上)とも6500円。バスのみ利用の場合は同3000円。ツアーの参加申し込みは、札幌観光バスの公式ホームページから。

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