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JALと住友商事が空飛ぶクルマ運航会社を共同で設立 新たな空の移動価値を創造

2024年6月4日
編集部:飯塚 小牧

2024年6月4日(火) 配信

両社はSoracleを設立

 日本航空(JAL、鳥取三津子社長・グループCEO、東京都品川区)と住友商事(上野真吾社長執行役員CEO、東京都千代田区)は6月3日(月)、共同出資で「株式会社Soracle」を設立した。新会社は「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動垂直離着陸機(eVTOL)を日本で運航するためのもので、新たな空の移動価値の創造を目指す。

 日本におけるエアモビリティの社会実装と事業展開を睨むJALと、航空事業の多角化を目指す住友商事は2020年にエアモビリティ分野に関する業務提携を締結。eVTOLを用いた移動サービスの実現に向け取り組んできた。また、25年大阪・関西万博の社会実装をマイルストーンに位置付ける「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」に参画するなど、次世代エアモビリティの事業展開に向けた検討・準備に取り組んでいる。

 今回、新会社を設立したことで協力関係をより強固にし、eVTOL運航事業を通じて、エアモビリティ事業の取り組みを加速。安全・安心な空飛ぶクルマの社会実装の実現で地域を結ぶ交通ネットワークを構築し、新たな空の移動価値の創造を目指していく。

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