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「須坂温泉 健康の森RVリゾート」が誕生 長野県須坂市にヘルスツーリズム体験施設

2024年6月4日
営業部:古沢 克昌

2024年6月4日(火) 配信

トレーラーハウス外観

 長野県須坂市に今春、災害時には仮設住宅として活用できるトレーラーハウスを使った宿泊施設「須坂温泉健康の森RV(アールブイ)リゾート」がオープンした。

 RVはトレーラーハウスのことを指し、須坂温泉「古城荘」に隣接する駐車場に、真新しいトレーラーハウス全5棟が並べられた。

 施設スタッフは全員が看護師などの医療従事者で、常駐しているため持病のある人も含めて利用することができる。利用客の健康状態をチェックし、温泉療法や食事療法など、健康維持に特化した宿泊プログラムなどを提供する。

 また、須坂市は2023年5月に、トレーラーハウスの販売などを行うカンバーランド・ジャパン(原田英世社長、長野県長野市)と協定を締結。簡単に移動や設置ができるトレーラーハウスは、現在、能登半島地震の被災地で仮設住宅として使われており、須坂市の施設も平時は健康維持の拠点として、災害発生時は仮設住宅として活用される予定だという。

トレーラーハウスの室内のようす

 各トレーラーハウスは戸別で滞在ができ、それぞれにキッチンやリビング、ベッド、洗浄器付きトイレ、浴室などを備え、4人まで宿泊可能。高齢者やペットにも優しい、滑り止め効果のある床材を使用しており、ペットも一緒に宿泊することができる。食事は滞在場所から歩いてすぐ近くにある古城荘を利用し、温泉に入ることもできる。

 現在、体験宿泊として期間限定(6月30日宿泊分まで)の一棟貸し特別プランとして、素泊まり1泊2万円(定員最大4人、1人の場合は1万円)で利用することができる。

 なお、須高広域総合プール「サマーランド」が7月から営業開始となるため、同施設は6月末で移転し、7月末から名称を「須坂健康の森RVリゾート」に変更して、須坂市の日帰り温泉「湯っ蔵んど」の隣接地(マレットゴルフ場跡地)での営業再開が決定した。

 施設を運営する「My QOL健幸倶楽部」の代表理事でもある、カンバーランド・ジャパンの原田社長は「長野県須坂市に楽しく健康回復を目的とした滞在型の宿泊施設をオープンしました。体験宿泊や長期滞在(ペットと共に)なども可能です。宿泊施設は災害時に活用されている日本政府が認めたトレーラーハウスを活用し、高気密高断熱のコテージ式の宿泊施設は地震での倒壊はほぼありません。医療関係者の監修により作成されたさまざまなプログラムを自然豊かな須坂市で体感いただければ幸いです」とコメントしている。

 問い合わせ=TEL 026(214)5276。

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