「東京港アートクルーズを高付加価値な観光商品へ」 天王洲・キャナルサイド活性化協会(三宅代表理事)
2024年6月7日(金) 配信
天王洲・キャナルサイド活性化協会(三宅康之代表理事、東京都品川区)は、跡見学園女子大学、パナソニックグループと産学連携し、「文化観光の体験都市」として地域観光づくりを目指している。
6月1(土)、2日(日)の2日間、天王洲エリアの風物詩となった「TENNOZ CANAL FES 2024 -Spring&Summer-」(天王洲キャナルフェス2024春&夏)を開催。前夜祭を含めた期間中に延べ2万人が来場した。
産学連携イベントの目玉の一つ、「東京港アートクルーズ」は、天王洲のアート作品を水上から鑑賞したあと、東京港のダイナミックな景色を堪能するツアー。メインガイドを跡見学園女子大学観光コミュニティ学部篠原ゼミ生が担当。アートや東京港の解説を、「Smart Town Walker®」のイベントアバターによる音声・映像付きのガイダンスと組み合わせた。
三宅代表理事は「高付加価値な観光クルーズとして、多くの乗船者から感動の声をいただいた」と手ごたえを得たようす。「今後は多言語化にも対応すれば、さらに高付加価値な観光商品に成長させることが可能だと感じた」と語る。
同協会は24年3月、観光地域づくり法人(地域DMO)に登録された。「水辺とアートの景観を活用して、働く人・住む人・訪れる人に魅力的な都市観光」へ、さまざまな挑戦をしている。
今年は「天王洲観光都市元年」をテーマに、これまで以上に産官学連携や、観光DXの推進を強化していく考えだ。