JALが横浜市とSAF製造で連携 ダイエー運営のイオンフードスタイルで廃食油回収
2024年6月10日(月) 配信
日本航空(JAL)と神奈川県横浜市はこのほど、廃食油を原料としたSAF(持続可能な航空燃料)製造に関する連携協定を締結。取り組みの第1弾として、ダイエーが運営するイオンフードスタイル鴨居店で試行的に廃食油の回収ボックスを設置し、家庭で発生する廃食油の回収を行ってきた。鴨居店での廃食油回収が継続的に実施できると判断したことから、6月5日(水)から本格回収を開始した。
回収は店舗内ボックスで、原則毎日行っている。方法は、家庭で集めた廃食油を回収ボックスに直接流し込む。ペットボトルなどで持参することが可能だが、油を入れたあとのペットボトルはリサイクルができないので店頭での容器回収は行わない。
第2弾として、イオンフードスタイル三ツ境店で7月1日(月)から、またイオンフードスタイル港南台店では7月22日(月)から店内に回収ボックスを設置して廃食油回収の取り組みを開始する。
JALは航空機の脱炭素化を進めるため、家庭の廃食油を回収し、SAFへの再利用を呼び掛ける「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトを展開している。店頭で200円(税抜き)で参加することができ、回収ボトル1つとJALオリジナルステッカーがもらえる。