サービス連合、青森市へ入札した旅行会社の独禁法違反で談話 「不正起きない企業風土醸成取組む」
2024年6月11日(火) 配信
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)の石川聡一郎事務局長は6月5日(水)、公正取引委員会が青森県青森市発注の新型コロナウイルス感染症患者移送業務の入札に参加した旅行会社5社による独占禁止法違反を認定したことについて談話を発表した。「行政や地域住民などステークホルダーの信頼や期待を裏切る不正行為は断じて許されない」とした。
談話では、同じ過ちを繰り返さないよう、コンプライアンスの徹底を要望。そのうえで、「労働組合は企業に対置する存在として、経営の確認・牽制機能の役割を担っている。不正行為を起こさせない職場・企業の風土醸成に取り組む」とコメントした。