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人材確保へ映画製作 実話元に成田空港で働く魅力伝える (成田空港地域映画製作委員会など)

2024年6月11日
編集部:木下 裕斗

2024年6月11日(火) 配信

映画のワンシーン

 地元経済界の有志などで構成する成田空港地域映画製作委員会(下田真吾代表)と吉本興業(岡本昭彦社長、東京都新宿区)はこのほど、成田空港のグランドスタッフや利用者の実話を元に働く魅力を伝える25分の短編映画「空の港のありがとう」を製作した。同空港の新滑走路の建設で、必要な従業員が増えることを見越して人材確保をはかるほか、移住者の増加で空港周辺地域の活性化につなげる。

 同映画は、成田空港の地上係員として働く主人公が、空港内での騒動を通して「ありがとう」の大切さを思い出す内容となっている。撮影は同空港の出発ロビーや展望デッキなどで行われた。主演は女優の清水美砂さん。片岡凜さんや松野晃士さんや矢柴俊博なども出演している。

 現在、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)で公開されている。料金は大人1人1000円。6月12日(水)には、成田空港を支える企業や自治体、現場で働く社員などが「成田空港で働き、周辺地域に住むこと」の魅力を紹介するトークイベントを開催する。

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