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ツーリズムEXPOジャパン2024、来場者数18万人目標 25年は愛知・中部北陸を予定

2024年6月11日(火) 配信

(左から)JNTO・髙橋広治理事長代理、日観振・最明仁理事長、JATA・髙橋広行会長、中部経済連合会・宮本文武常務理事・事務局長、北陸連合会牧野正広常務理事・事務局長、愛知県観光協会・榊原仁専務理事

 日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は9月26(木)~29日(日)の4日間、東京ビッグサイトで「ツーリズムEXPOジャパン2024」を開く。今回のテーマは「旅、それは新たな価値との遭遇」とした。

 6月11日(火)に開かれた開催概要発表会見で、JATAの髙橋広行会長は、「旅は素晴らしい出会いが待っており、人の心を豊かにする。双方向で新たな価値を創造することが旅の普遍的な素晴らしさである」と力を込めた。

 今回の来場者目標数は18万人(前回は14万8000人来場)。

 展示商談会では、バイヤーが550人、海外からは約80カ国・地域が出展する。訪日以外を扱う第三国バイヤーは10人を招く。商談件数目標は7000件。

 事前マッチングによるアポイント制で商談を実施するほか、セッションの間に、バイヤーズラウンジにてインドやサウジアラビアなどスポンサーによるプレゼンテーションが行われる。

 また、2025大阪・関西万博の最新情報を発信するコーナーや、海外渡航自由化60周年を記念し、海外旅行ブームを牽引したジャーナリストである故・兼高かおるさんのパネル展を行う。

 フォーラム&セミナーでは、基調パネルディスカッションとして、ヨーロッパ観光委員会エグゼクティブディレクターのエデュアルド・サンタンダー氏や、JTB社長の山北栄二郎氏ほか2人が登壇する。

 各国観光大臣が集うTEJ観光大臣会合も開かれる。

 JNTO主催の「VIST JAPANトラベル&MICEマート2024(VJTM2024)」は26(木)~28(土)に開催。海外から約280社、国内から300社が参加する予定だ。

 

25年は愛知で初開催 TEJ愛知・中部北陸

 25年TEJは、愛知・中部北陸エリアで開催することが決定した。

 ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸は、25年9月25(木)~28日(日)、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開かれる。同県でTEJが開催されるのは初めて。

 愛知・中部北陸にちなんだテーマ別シンポジウムや、産業観光など、世界に誇れる愛知・中部北陸を素材としたセミナー開催を予定する。

 中部経済連合会の宮本文武常務理事・事務局長は、「開催地となる愛知県だけではなく、中部北陸が一体となり、地域の魅力を伝える大きなチャンスとなる。国が推進する地方への誘客が促進できるように、TEJ2025の成功に向けて全力で取り組んでいきたい」と意気込みを述べた。

 北陸経済連合会の牧野正広常務理事・事務局長は、「能登半島地震で被災した地域の、一日も早い復興のためにも、観光を盛り上げて後押ししていきたい。TEJに訪れたお客様へ、北陸の魅力を味わってほしい」と呼び掛けた。

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