地域と都市をつなぐマッチングプラットフォーム 「JALふるさとむすび」開始
2024年6月12日(水) 配信
日本航空(JAL)はこのほど、地域と都市をつなぐオリジナルのマッチングプラットフォーム「JALふるさとむすび」のサービスを開始した。人材を求める地域の自治体や事業者と地域課題にチャレンジしたい都市部生活者を結ぶ。
各種プログラムは、それ自体が旅の目的といえるような地域を体験できる情報を取りそろえる。実際に現地を訪れ、その後もフォローアップなどを通じて地域の人との交流を深めることで、いつの日か「ただいま」といえる「ふるさと」になる場所を形成し、関係人口の創出につなげたい考え。
JALふるさとむすびは、ユーザーが自身のニーズに合ったエリアやコンテンツ、期間、予算など検索機能を活用してプログラムを見つけることができるほか、特集記事「JALふるさとむすびMAGAZINE」や移住体験談などのコラムから自身に合う地域と出会うことが可能だ。
プログラムに参加するユーザーはJALマイレージバンク会員の登録が必要で、登録は無料。また、地域のプログラムオーナーはプログラムの掲載に費用が発生する。掲載に際し、各種手続きや条件がある。
同社は2022年、23年度に農林水産省「農山漁村発イノベーション推進事業(地域活性化型)」を活用し、「JAL農業留学」「JALふるさとワーキングホリデー」などの取り組みを実施。地域への移住や就農を希望する人々に向けて地域体験研修を提供してきた。今回の「JALふるさとむすび」はこの実績と経験をもとにしている。